選手権 対函大有斗
２－３ 負け
フットボールパークで選手権（代表決定戦）が行われました。
相手は第一シードの有斗高校。
予定していた選手が出られなくなるといったアクシデントもあり、ベンチメンバーが一人しかいないという状況で試合はスタートしましたが、３年生を中心に良い立ち上がりで試合を進めることができました。
前線からの守備がはまり、先制点を奪うことに成功します。その後コーナーキックから失点しますが１－１の同点で前半を終えます。
ハーフタイムにプレスの位置の再確認とビルドアップの仕方を修正し、後半に臨みます。
後半の２０分に良い守備からうまくボールを繋ぎ、勝ち越しに成功します。
正直、この時点で足をつっていた選手もいて、厳しい状況でした。ベンチメンバーもほとんどいない状態だったので、残り２０分耐えるという選択肢しか残っていませんでした。なんとか頑張って耐えてはいたのですが、残り１０分で中盤からの不用意なバックパスからボールを奪われ相手にコーナーキックを与えてしまいます。そのコーナーキックで同点に追いつかれてしまいました。もう一度３点目を狙いにギアを上げ、チャンスも作りましたが、残り数分でカウンターから逆転を許してしまい、試合終了。
選手たちは最後の最後まで勝利に向かって戦い抜きましたが、あと一歩届きませんでした。本当に惜しい試合でした。特に３年生にとっては高校サッカー選手権という大きな大会だっただけに、より悔しさはあったと思います。ただ、この舞台に立って、全力でプレーをした経験というのは何にも変えられない財産になったと思います。インターハイ予選では不完全燃焼で終わってしまったので、今回最後までやりきったというのは今度の人生の中で必ずプラスになるはずです。試合に出場した６人の３年生、本当にお疲れ様でした。
ただ、今シーズンはまだ１部昇格のプレーオフが残っています。１部昇格を決め、来シーズン後輩に新たなステージを残すことが、３年生にとって最後にできることになります。そして、最後の最後に結果を残し、笑って高校サッカーを終えてほしいと思います。１０月のプレーオフに勝ち、１部昇格を勝ち取れるよう頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします。
