この函館ラ・サールサッカー部に入部してから5年目になります。入部した頃の自分は「6年って長いなぁ~」とか、「6年も続けられるのか」など思っていましたが、6年のうちの5年目に入り、あと1年しかなくなってしましました。
私はこのサッカー部に入って、ものすごく進歩したことがあります。それは「サッカーでの技術」と言いたいところですが、自分は「人間性」が一番進歩したことだと思います。中学生の頃、私はクラスの友達と揉めたり、悪口を言ったりと人間性の欠片もないような人間でした。部活中にもプレーが適当だったり、監督に暴言を言ってしまったりして、よく怒られていました。そんな私ですから、試合に出してもらえず、試合に出たとしてもプレーが悪く、怒られてばかりでした。みんなが試合中や練習中に笑っている姿を見て、私は「怒り」より「哀しみ」の方が大きかった。自分もあんな風にみんなと楽しくサッカーをしたいと思い、気持ちを切り替えるきっかけになりました。
最初は挨拶や整理整頓などのできることから始めて、部活ではミスした部分をそのままにせず、監督やチームメイトと確認して改善させ、その部分をサッカーノートにまとめたりしました。その結果、Aチームでプレーすることができ、チームメイトと楽しくサッカーや学校生活を送ることができています。
今は怪我をしているため、2~3週間ほどサッカーができていませんでしたが、すぐに体力や技術を取り戻して、またAチームでプレーしたいです。